俺の家の話 最終話

隅田川とこんなにかけちゃうのか。
言葉が出て来ないな。

最後3話辺りから寿一が死んでしまうエンドだとは思っていたんだけれど、最初からずっとそうだったんだな。
そっかぁ。
最初からずっと。

ちゃんと泣いてなかったと、舞が言うのすごくよかったなぁ。
桜の下の寿一とさくらのシーンは寂しいけれど温かい気持ちになったな。
さくらがどうして寿一に惹かれたのかすごく分からないなと思っていたけれど、このふたり実はすごく似ているんだなと思えた。
「本当に自分が無いんですね」
は、さくら自身にも言えることだなと。
2話で後妻業をあっさりばらしていたときに、貰えるものは貰います。いけませんか?と言うさくらを仕事として後妻業をしているんだと思ったけれど、金銭と言う対価を得なければ、さくらも自分が無価値であると言う気持ちを抱えていたんじゃないのだろうか。
自分は二の次だったんだろうなと思う。
あとは明るい家族への憧憬と言う執着かな。観山家にいつから加わりたいと自分を持ったのかを考えて見返してみたいな。