命を救う心を救う

児童書としては、写真やエピソードが衝撃的だろうなと思う。
でも、わたしが小学生だったらそういう世界があると言う事実を知りたかっただろうなとも思う。
わたしが小学生だった頃は、記憶を辿っても一度見たら忘れられないような症例を患った人の写真は教科書でも見たことが無い。よく言えば純粋培養の渦中にいた時代で悪く言えば「知らない」ことにより他者に思いやりを持てない、想像出来ない教育だったんだろうなと思う。

戸田さんの推薦文の帯を見て、そんなことを思いながら読みました。


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