SPT07

世田谷パブリックシアターが発刊している劇場の為の理論誌で「SPT」があるのですが、そちらの7号で野村萬斎さんが“古典のアップデート”と言う特集で古典のアップデートが成功している作品で世田谷パブリックシアターに限った舞台で言うと『春琴』でしょうね。と言う言葉を仰っていて、そこだけを着目している訳ではないのですが、萬斎さんから『春琴』と出てきたのが嬉しかったですね。
萬斎さんは「現代能楽集」で世田谷パブリックシアターに縁深い方ですからきっと観られたんだろうなと。

古典のアップデートと言われてもピンと来ないかもしれませんが、古典を現代に置き換えることが成功している作品・・そうですね、現代としてみても旧く感じないと言うか、古きよきに重点を措いていても現代の心に通ずる作品として『春琴』を挙げたのかなと。
演じている方が現代人と言うことではなくて作品ベースでも『春琴』は何年後かに別の演者であってもそのときに合った『春琴』と言う新しい作品として見れる成功した作品だと言わんとする補足も合って思いがまた『春琴』に飛んじゃいました。
あとちょっとでベッジパードンの初日も合ってわたしは3階席ですけど行けるのでもうドキドキだったりするんですが。はい。
春琴のインタビューを読み返そうかなと雑誌とニュースダイジェストをば引っ張り出してきました。今日は春琴にちょっと浸ろうと思います。