ネタバレだらけなので隠し進行で。
辛めです。
初日と12日の昼公演に行って来ました。
舞台装置間近で見られて善かったです。ただ、舞台向きじゃないですね。あの装置。ケラさんを引き合いに持ってくるのもなんですが、舞台前過ぎです。あれだったらカメレオンズリップの装置が奥行きが合って良かったですね。コクーンですけど。春琴は装置云々じゃないので除外で。
ストーリーはそうですね。非常に分かり易かったです。ただ分かり易過ぎてもうちょっと突っ込んでもいいんじゃないかと思いました。笑いは多くて確かに面白いんですけど、芝居に絡まない笑いが多いと言うか。
あと、ラブストーリーにしなくて良かったんじゃないかと思います。←元も子もない発言ですけど。
三谷さんのお芝居ということで、正直期待していたんですよね。深津さんが泣かない芝居を・・・。深津さんって普段のお芝居泣いてばかりじゃないですか。だから期待していたんです。
そしたらやっぱり泣いてるんですよ。絶対泣き顔以外の引き出しあるはずなんですよ。・・・って個人的要望ですが。はい。
伏線で面白かったのは、ビクトリア女王が出てきたところでしょうか。ここで、夏目こと金ちゃんは亡くなった方が視えると言う特性が印象付けられたんですよね。だからその後にミスタージャックが視えたりベッジが視えたりすることに違和感がないんですよね。そこは作りがやっぱり面白いなぁと言うか。流石だなぁと。
でも個人的には最後にベッジは出てきて欲しくなかったです。だって、あまりにも金ちゃんに都合がいいじゃないですか。まぁ、金ちゃんの妄想であるとも考えられますけど、でもそれだったら惣太郎にベッジが亡くなったと語らせる必要はない訳ですし。あ、それすらも妄想！？とか考えるといろいろ面白いですけど、でもきっと違うだろうなぁとか、なんだかんだでいろいろ思い起こしてはムハーっとなっているこの頃でした。はい。
