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深津さんは直接関係ないのですが、本日(5/3)の読売新聞関西版朝刊に麻生花帆さんのインタビュー記事が載っています。ONLINEでも見れるとのことなので早速見てきました。ここですね。

内容は春琴抄のこと。舞台での話もちらりと。最近、読み返したばかりの春琴抄と舞台のことを思い出しました。やはり谷崎氏が舞台として描いた場所に行ってみたいなぁと思いました。はい。
あと、わたし意外と深く考えていないなぁと言うか、そうだよな、春琴の強さは跳ねっ返りの脆さでもあったんだよなぁと一度考えたことでは合ったのだけれどそれは何故だかすぐ忘れてしまっていてわたしの中の琴女と深津さんが演じる琴女が重なることが少なかったのですが、でもそれをもう一度頭に入れて舞台を思い返してみると深津さんの琴女はとても繊細なくらいに重なっていてなんでこれが見えてなかったんだろうと思うと呆れるくらい舞台ではなくて深津さんを見ていたのかもしれません。動きをすごく覚えているんです。下手から出てきて5歩ほどかけて上着を剥がしてそれから縦横無尽に規則性を持って動きながら黒地を頭に静かに被って上手に鎮座してそして上手から捌けて...。とか。思い返すと深津さんの仕舞を見ている気分で見ていたんだろうなと。それが言葉と重なってちゃんと見えていたらまた違うことを思ったのだろうとそんなことを思いました。

ああ、また観たいな春琴。