はじまりのみち 初日舞台挨拶

はじまりのみちinさいたまMOVIX 11時50分の回に行って来ました。
登壇者は加瀬亮さん、ユースケサンタマリアさん濱田岳さん、斉木しげるさん、原監督の男所帯でありました。

登壇者のルートが上記だったので、まー真横を加瀬さんが通り過ぎていったときはフォロワーさんの影響か、喉仏ばっかり見てしまいました。もっとお顔を良く観ればよかったです…。

そして、ユースケさんと斉木さんを一緒の土俵に上げたらいけないなと思いました。二人ともほら、滑っても止まらないじゃないですか、お話。もう斉木さんのお話はところどころ真面目なのにまったく真実味がなくてですね。さすがシティーボーイズですね。うん。
覚えているだけでときめいたのは濱田さんの芝居と言うよりは遠州弁をとても褒めていらして「濱田君はいい俳優にこれからも成長していくと思う」と言っていたときに、ユースケさんと目が合ってユースケさんのこともついでに褒めた後に加瀬君もねと言ったんですがそのときの加瀬さんの返事がとても素敵だったことくらいですかね。
「はいっ。」
って短くてシンプルなのがもう今の加瀬さんの伸び坊主の姿に似合っていてきゅんとなりました。
ただ、この回は既に東劇の方でも舞台挨拶が合ったみたいで、加瀬さんも濱田さんも喋らない喋らない。斉木さんとユースケさんが喋り捲っていた回でございました。

写真は東劇の方かな。MOVIXはカメラ入っていなかったんで。はい。
そして、肝心な映画の感想は隠します。

原監督はあと4,5本撮れば役者の動かし方とかが良くなるんだろうなぁ。実写初だもんね、うん。と、どこか上からの見方をしてしまって申し訳ないと思いつつその要因は全般的に引き画が少ないとか、場面場面を切り取る感じで長回しが少なかったんだと思います。おかげでシーンがどこかちぐはぐ感があったと言いますか…。そもそも引き画が少ないその理由はやっぱり自然なことだけれど11月に夏の景色は撮れないというものでした。俯瞰が少ないと叙情的なものが意外と伝わらないものだなーと言うか勿体無いなぁと思ったのですが、じゃあ道なんだから足下をもっとフューチャーすればいいのになぁとも思ったり。
距離がどれくらいなのか、峠を越えることがどれだけのことなのかってやっぱり分かりづらいと思うんですよね。だからユースケさんが最初につらくて立ち止まったときにもっと足下を映して欲しかったなぁと言うか。がくって少しだけでいいから崩れ落ちて欲しいというか。木下恵介監督って叙情的なものが多いじゃないですか。だから、原監督にももういいよ、お腹いっぱいだよこれ以上やったらしつこくない?ぐらいの勢いでそれを詰めて欲しかった期待値でもあるかなぁと思います。

観客は我儘ですから。